企業団の概要

 昭和40年代、石狩東部地域の急速な人口増加に伴い水需要が増大したため、各市町単独での対応が困難となりました。このため石狩東部広域水道企業団は、水道用水の供給を目的とした特別地方公共団体である一部事務組合として、構成団体(北海道、江別市、千歳市、恵庭市及び北広島市)により昭和49年3月に設立されました。創設事業(漁川系)として水道水利権を漁川ダムに確保し、昭和49年度工事に着手、昭和58年度に完了し、昭和59年度から構成団体(北海道を除く)に水道用水の供給を開始しました。
 創設事業完了後も水需要は増加し、漁川ダムからの水量だけでは対応ができないため、由仁町及び長幌上水場企業団が新たに構成団体に加わり、夕張シューパロダムに水源を求めた拡張事業(千歳川系)に平成8年度から着手しました。その後、社会経済情勢等の変化を踏まえた平成16年度の事業再評価に基づき計画最大水量を当初の約3分の1に変更するなどの事業見直しを経て、平成26年度に完了しました。
 拡張事業は平成27年度から供給を開始し、創設事業と併せた2系統で現在4市1町1企業団に水道用水を供給しています。

構成団体

北海道・江別市・千歳市・恵庭市・
北広島市・由仁町・長幌上水道企業団

給水対象

江別市・千歳市・恵庭市・
北広島市・由仁町・長幌上水道企業団

企業団のあゆみ

昭和47年 3月 石狩東部広域水道協議会発足
昭和49年 3月 石狩東部広域水道企業団設立許可(自治許第66号)
石狩東部広域水道用水供給事業認可(厚生省環第326号)
10月 創設事業に着手
昭和55年 1月 創設事業一部水道用水給水開始
昭和59年 3月 創設事業完了
平成 5年 4月 夕張シューパロダム広域水道事業準備室設置
平成 7年 4月 由仁町、長幌上水道企業団が参画(自治許第187号)
平成 8年 3月 石狩東部広域水道用水供給事業変更認可(厚生省生衛第328号)
10月 拡張事業に着手
平成16年 10月 拡張事業再評価結果公表(計画最大水量76,700㎥から26,480㎥に見直し)
平成21年 3月 庁舎を漁川浄水場に移転
平成27年 3月 拡張事業完了
4月 拡張事業一部水道用水供給開始

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